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さらば横浜松坂屋

 どこぞの新聞の見出しではないが、「びっくり寿司」の破綻には確かにビックリ!二ポンの総理候補に名乗りを上げた自称「経済通」の大臣は、リーマンショックの日本への影響を「ハチが刺した程度」と公言していたが、徐々にその深刻さが表面化しつつあるようだ。

 破綻といえば、ついに横浜の伊勢佐木町にあった「横浜松坂屋」が26日閉店した。144年の歴史に幕を閉じたわけだが、もうかなり以前から不採算店で、いつ閉店してもおかしくない状態だった。実際、1階こそ少し小奇麗にしてみたものの、店中は古臭く、とても普通の感覚をした人が買い物に来る店舗ではなかった。

 横浜松坂屋といえば、「ゆず」が店の前でストリートパフォーマンスをしていたことで有名だが、その後にも、あるグループを支援していたことがあった。10年ほど前の1999年ごろだったと思うが、《ジャパネスク with らん》という得体の知れないコミックバンドが歌った、その名も「景気回復音頭smileという曲を、松坂屋自らがCD化し発売していたことがある。当時の日本も、今と同じように金融不況の真っ只中。時の小渕首相が公明党の要求を呑み「地域振興券」なるばら撒き政策を実施したことに便乗しようと、目をつけたそうである。
 店の前で休日にミニコンサートなども開いたり、マスコミにリリースしたりしてPRを頑張っては見たものの、残念ながら二匹目のドジョウはおらず、「ゆず」のようにヒットすることはなかったが、前年のベイスターズ優勝の勢いに乗ったせいか、世の中が一時的に金融バブルで“景気回復”したおかげか、松坂屋自体は何とか生き延びた感じがしていたのだが、10年経って、経済が同じような恐慌状態に入ったら、今回は延命できなかった。

 最近まで横浜の新名所といわれていた「カレーミュージアム」も姿を消し、もはや伊勢佐木町で元気なのは、風俗街だけなのか・・・合掌weep

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