川上未映子のミニスカにオジサマ達は欲情するのか?
う~ん、正に今を象徴する広告、といったところなのだろうか。2月10日(日)の新聞に載った文藝春秋の広告。年金よりも、経済危機よりも、NHK問題よりも、政界再編よりも、ミニスカ姉ちゃんの方が、ど~んと格上のレイアウト。
特に朝日・読売に載った広告は、4&5面と見開きで大展開し、その片面は芥川賞を受賞した川上未映子のナマ足むきだし(?)の写真が、ほぼ全面を占めている。その下と、片面の下位置に、本文の見出しが並んでいる。毎日、日経、産経は、2&3面の見開き2面の下1/3を使い、その片面は、やはり川上女史の写真が鎮座している。東京新聞は、片面の下1/3のみ。やはり、新聞の発行部数に応じて、広告の大きさを選別したということか。そのあたりはさすがにシビア。各紙の2~3面や4~5面に広告展開したということは、明らかに政治記事に興味あるオジサマ狙い。広告にサイドには、わざわざ「31歳歌手から作家へ。現代の樋口一葉の誕生」というプロフィール紹介までいれ、シンガー・未映子を知らないオジサマ方に対しての、バリアフリーな心配りがニク
イ。
芥川賞といっても、文壇の権威というよりは、所詮は本を売るための広告塔なワケで、広告塔ならば、人の気を引く派手な客寄せパンダがいいわけだから、このところの若手女流作家の連続受賞は、芥川賞の本分に戻ったといわれれば、その通り。都知事や前長野県知事だった、受賞当時は“キワモノ”にすぎなかったんだから・・・。でも、出版界の苦境を象徴するような広告。
川上未映子、大阪市立工芸高校から、日大の文理学部に通信教育で哲学を学び、大阪・新地のクラブ歌手を経て、ミュージシャン。その露骨なテーマ・文章で、ついに文壇のオジサマ達を陥したんだから、その凄腕に文藝春秋が期待するのも当然か。その川上女史の写真よりも、小さな扱いになった政界のセンセイ方は、再編へ向けて、少しは川上女史と文藝春秋のやり方を見習った方が、国民に関心を持ってもらえるのでは?
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